ワンストップサービス(OSS)とは?
行政書士の中安です。
今回は自動車手続きにおけるワンストップサービス(OSS)申請について解説していきますので宜しくお願い致します。
まずワンストップサービスについてですが車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)とは、車を保有するために必要とする手続きと税金や手数料の納付をインターネット上にて一括して行うことができることを可能としたサービスで国土交通省が提供しているものです。もともとは、書面申請手続きがおもでしたが、これからはインターネット上で登録等を行うことが出来るようになっております。
ワンストップサービスのは平成17年に開始された制度で、当時は新車購入時の新車新規登録申請の利用のみでしたが、11都道府県で最初に利用がスタートしました。その後は全国で車検のための継続検査申請に利用が出来るようになっていきました。変更登録や、抹消登録などの申請が可能かどうかは都道府県の準備により多少の差はありますが、サービス対象内容が異なっています。
ワンストップサービスで行えるサービスは以下の通りです。
・新車、中古車登録 ・移転登録 ・変更登録 ・一時抹消登録 ・永久抹消登録 ・継続検査です。
ワンストップサービスの手続きの流れですが、申請者が電子申請書を入力して、電子納付で手数料等を納付します、その後ワンストップサービスシステムへのデータを受信して、申請されたデータを管理します。
自動車検査証・保管場所標章等が交付されるので窓口で受け取りを行うという流れです。
このワンストップサービスは24時間365日申請できるメリットがありますので平日になかなか休みの取れない方には大変良いサービスではありますが、ご自身で行うときには少しハードルが上がります。その要因としては、ワンストップサービスに対応しているOS/ブラウザの対応や自賠責保険、電子証明書の取得、車庫証明、その他マイナンバーカードやICカードリーダー、スキャナーなどの用意が必要となるためです。
申請自体がパソコンの為に苦手な方がいると思いますが印鑑証明書と委任状等を用意して行政書士に依頼するのも1つの方法ですね。費用も掛かってはきますが確実に短納期で仕上げたいときには依頼する事も選択肢の一つではないでしょうか。
費用も20,000~40,000円の相場で申請してもらえるので検討してみるといいですね。
今後もデジタル化が進んでいくとは思いますが自動車関係の手続きでも自宅にいながら申請できることが増えていきますます行政手続きが簡素化していくとさらに利便性が上がっていくように思います。
その他自動車関係のご相談は中安行政書士事務所まで、お待ちしております。